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「がっちりマンデー」でも取り上げられた”フラクタル日よけ”
フラクタル日よけはTVで紹介されていた布製のほか、
金属製および樹脂製があります。
今回、金属製のフラクタル日よけが設置されている
「鹿児島市観光農業公園グリーンファーム」を訪れ、
サーモグラフィーを使ってフラクタルの隣に設置されていた
東屋との温度比較検証を行いました。
真夏の直射日光を浴びた金属製のフラクタルの表面温度は
かなり熱くなりそうですが…
測定結果は下記のとおりとなりました。
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2022年8月9日(火)13時頃
鹿児島県鹿児島市喜入町 晴れ 32℃
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▶東屋(屋根 表面温度)
▶フラクタル(日よけ 表面温度)
金属製フラクタルの日よけの表面温度は意外にも
「32.6℃」と気温と同じぐらいでした。
一方、隣にあった東屋の屋根の表面温度は「74.2℃」で、
その差は「41.6℃」もありました。
触ったらやけどしてしまそうなぐらいの危険な温度です…。
フラクタルは3次元の立体構造で東屋の屋根と比べて、
直射日光を受ける面積が小さいこと、
また風が通ることで放熱されて、温度がそれほど
上がらなかったのではないかと思われます。
屋根の表面温度が高いと、その下の空間にも熱が伝導するため、
熱中症リスクが上がってしまうので要注意です。
▶直射日光下(地面 表面温度)
▶東屋(屋根下日陰 表面温度)
▶フラクタル(日よけ下日陰 表面温度)
フラクタルは光も適度に光を通すので、日陰部分の地面は
東屋の日陰よりも熱くなるのでは?と思い測定しましたが、
ほぼ変わりありませんでした。
(ちなみに日陰無しの地面は「43.1℃」でした…。)
Youtube動画でも詳細を公開していますので、
あわせてご覧ください。
撮影場所のグリーンファームは、農業体験ができるイベントが
実施されているほか、常設のテントやバンガローなどもあり、
キャンプ初心者でも手軽に楽しむことができます。
アスレチックなどもあり、ご家族やご友人などでゆっくり休日を
過ごすのにおすすめの場所です。